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Sat.

In From The Storm



映像に残っているものとして唯一のロート兄弟共演が、1991年にドイツはケルン(Cologne)で行われた「The Jimi Hendrix Concert」(ミ・ヘンドリックス・トリビュート)。
これは、ウリ・ジョン・ロートが、"Musical Director"を務めたコンサートでもあり、「自分はあくまでサポート」と、バックグラウンド役に徹しているジーノ・ロートですが、それでも数曲、弾きまくっているものもあります。

ヘンドリクス・ソングスの中でも、比較的ロック色の強い楽曲に対して、兄のウリが「おまえ、行け!」とサインを送ったらしいですが、この「In From The Storm」の中でも兄弟のアイ・コンタクトがほほえましく…。笑
ラウドに聴こえてくるリード・ギターは、ジーノ・ロートによるものです。



「The Jimi Hendrix Concert」は、その出演者が豪華だったんですよね〜。
Uli Jon Roth、Zeno Roth以外にも、錚々(そうそう)たる面々がずらり。

Jack Bruce / Michael Flexig / Francoise Garny / Randy Hansen / Oliver Hennlich / Jule Neigel / Manni Neumann / Nadja Ollig / Jane Palmer / Simon Phillips / Herb Quick / Tobias Stachelha / John Wetton / Peter Bursch


ジョン・ウェットンにもくらくらきますが(こない、こない)、サイモン・フィリップスのドラミングは、やはり天才級ですよね。
この後、ウリとジャック・ブルースはよく組むようになりました。

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話、変わりますが…。
ジーノの目は、かなり澄んだブルーで、表面上穏やかで孤高を愛する割には大阪芸人風で、野生的勘も鋭いゆえ、わたくし、「シベリアン・ハスキー(Siberian Husky)」を連想したりもしたのですが......、

このビデオを見ていたら、「いや、もしかしたら、コッカー・スパニエル(Cocker Spaniel)?」と、思ってしまいましたです。はい。笑
ちなみに、ロート兄弟も昔、黒いコッカー・スパニエルを飼っていたそうで、名前は「モーリス」。あとで写真を見つけてみましょう。

18:49 | Music | comments (3) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Mon.

Tal Wilkenfeld

新旧問わず、ジーノ・ロートが手放しで絶賛するひとの一人がジェフ・ベック(Jeff Beck)です。

英国に住んでいる利点のひとつは、TVなどで頻繁にジェフのプレイを目にすることができることで、2002年だったか2003年だったか、大晦日の「Later with Jools Holland」(BBC)ショウでのジェフ・ベックには度肝を抜かされました。

最近では、BBC Fourの「Jeff Beck at Ronnie Scott's」が圧巻だったのですが、そこで(ジーノも)はじめて知ったのが、ベースのTal Wilkenfeld(タル・ウィルケンフェルド)。
ジェフとの共演で最高なのが、2007年の「Crossroads Guitar Festival」(シカゴ)でのこの名曲。「Cause We Ended As Lovers」。



シドニー生まれでLA Music Academy卒業、現在アメリカ在住の22歳なのですが、ギターからベースに切り替えて4年だそうです。それでこのプレイ。すばらし過ぎます。

>> ちなみに、ジェフ・ベックは、ジーノの義姉で、良き理解者でもあったモニカ・ダンネマン(ウリの長年のパートナー。1996年死去)とも懇意でございました。

>> ギター同様、自らベースも弾きこなすジーノのもっとも好きなベース・プレイヤーは、YESのクリス・スクワイア(Chris Squire)です。

21:55 | Music | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Sat.

シェフチーク / セビシック



ヴァイオリンを練習されたことのある方にはなじみのある名前かもしれませんが、ヴァイオリン奏者で、ヴァイオリン奏法論や教本も書き上げている、チェコのオタカール・シェフチーク / セビシック / Otakar Ševčík / [Sevcik])[1852 – 1934]。
合理的かつ科学的なヴァイオリン奏法を確立し、門下からは多くの著名なヴァイオリニストを世に送り出したシェフチークの訓練法や教授法は、今日でも重要なヴァイオリン練習曲集として評価されています。(ピアノ界で言えば、チェルニー(Černy / [Czerny])[ドイツ語ではツェルニー] のような存在ですね。)

060808b.jpg


ヴァイオリンから入り、今なおヴァイオリンの重要性を語っているジーノ・ロートも、シェフチークの練習曲で訓練した一人です。

いまでもシェフチークの楽譜は、彼の書斎に大事に保管してあるのですが、昔、ヴァイオリンの練習をしながら、自分でなにやら手書きで書き込んでいるのが一番上の写真。
実はこれ、「これがギターだったら...」と、彼が草稿していた「ジーノ奏法」(?)の一部です。この頃は、「ZENO以前」で、本人もまだ十代でしたが、この頃から「ギター奏法」にも興味を持っていたそうです。

創作に入るときやプロダクションの間は、すべての神経を感情にして、その全神経を、一コード、一語、一ノートに集中させるジーノですが(それゆえか、アルバム完成後のバーン・アウト状態はすさまじく、まるで廃人のようになるわけです。もともと手抜きのできない性格ですし...)、普段は結構、合理的で科学的な人でもあります。
ここ数年、後輩の指導なども経験し、この「ジーノ奏法」を形にして遺しておきたい…という考えに至ったようで、ジーノ・メソッドが、世に出ることになるかもしれません。
08:58 | Guitar | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Sun.

Looking back

Zeno以前」のコメントでご指摘受けて、改めて思い出したJutta Weinholdの「Velvet Viper」。(ヴォスザルさん、ありがとうございます。そういえば、マイケルさん(Michael Voss)も参加されていたのですね。)

このアルバムは、第一次「ZENO」解散後に声をかけられて、ソロ2曲でジーノが参加したものですが(1991年)、ハンブルグの「Soundhaus Studios」で録ったことは覚えているものの、どの曲を弾いたのかはまるで記憶になし(本人談)とのこと。orz

が、しかし、このレコーディングで知り合ったのが、オーラフ・ユング(Olaf Jung)くん。
その後オーラフくんがジーノにデモを送り、彼の才能を高く評価していたジーノに、「実はすごい有能なギタリストがいるのだけど…」と紹介され、アルバム「Sunset Cruise」の(日本)ディールのお手伝いをさせていただくに至りました。



(今はなき)アルファミュージックさま、その節は大変お世話になりました。

オーラフは、いまは、オーラフ・レンク(Olaf Lenk)名で、At Vance等で活躍されているそうですが、上手い方ですし、今後のさらなるご活躍をお祈りいたします。

10:15 | Music | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Fri.

Zeno以前

ZENOを結成する前に、ウレ・リトゲン(Ule Ritgen)、(ウルリッヒ・ロートの)「Dawn Road」「Scorpions」のアヒム・キルシュニング(Achim Kirschning)、フランク・トレ(Frank Tolle)と、「Black Angel」(1974−1978)を結成していたことは結構知られていますが、この「Black Angel」後、ジーノは幾つかのバンドにゲスト参加していた時期がありました。

そのひとつが、ユタ・ヴァインホルト(Jutta Weinhold)のバンド。
ジーノの参加したライヴ映像(1980年)をYouTubeで見つけたので(笑)、本人の了解を得て、記念に貼っておきます。ふふ。
彼がその後確立する「ZENO系」とは、音質がだいぶ異なりますが、古き良きロックの香り(?)がします。



22:52 | Music | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Tue.

Songs for Streaming


ZENOQuantcast


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Also available on iLike.


13:07 | Music | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Sun.

セイモア・ダンカン -Seymour Duncan-


ジーノのストラトについてご質問いただきましたので、この機会に彼のセイモア・ダンカン(on ストラト)についてまとめてみます。
>> Seymour Duncan

ジーノのストラトについての過去記事はここ。
>> Stratocaster -Zeno版-



まず、フロント・ピックアップ(ハムバッカー)は、シングルコイルサイズ(single-coil-sized)のリトル'59(Little ‘59™)。

「シングルコイルを選ぶことで、(取り付ける際に)削るウッドを最小限に抑え、ギターのレゾナンスの低下を防ぐことができる。」…とのことで、これはアルバム「Listen To The Light」制作直前に本人が設置しました。



リア・ピックアップですが、実はこれはあまりにも古過ぎて、型番等の記憶がない…とのこと。(すみません。)
アーカイヴ・ファイルに資料が残っているはずなので、あとでチェックする(by Z)とのことですので、解明し次第お知らせいたします。(もしくは、情報お待ちしています!(笑))
アドバイスとしては、「もっともパワフルなものを選べ!」だそうです。

以上です。
ギターや機材に関しての質問、今後もお待ちしております。

14:28 | Guitar | comments (3) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Tue.

アカデミー



ブログもかくも長いブランクがあると、何から書き始めていいのか考えてしまうものですが、とりあえずは現在のジーノについてからはじめたいと思います。

音楽以外も含めて、いくつかのプロジェクトを平行移動させているジーノ・ロート(Zeno Roth)ですが、現時点で、ZENO次作のレコーディングやリリースの予定は残念ながらありません。

…おわり。


じゃなくて、いま彼がもっとも力を注いでいるのが、後輩育成と楽曲提供です。
「ランウェイ〜(Runway To The Gods)」レコーディング時から、ロート兄弟でひそかに計画していたのが、(ロートならではの)音楽アカデミー。
ギターのみならず、作詞・作曲、レコーディング手法とプロダクション、ステージ、マネジメント、音楽(人生)哲学…に至るまで、彼らの持っている才能と経験を有能な若手に引き継いでいこう…という長期ライフプラン。

これを、ウリ(Uli Jon Roth)は、既にUli Jon Roth Sky Academyとして、LAを皮切りに、ニューヨーク、(そして今年はニュージーランドも)で開催、成功させていますが、数年前の計画当初、ウリはジーノに作詞・作曲の講師を依頼しておりました。(秘話)
ロート兄弟の「コーエン兄弟」化が実現することは(周りの予想通り)ありませんでしたが、この理念に向けて、ふたりはそれぞれの道を進んでいます。




メガロマニアで常にハリウッド的なウリに対し、ジーノは例えればマニアックなヨーロッパ映画を上映するミニシアター系。
…というわけで、ウリとは一味違うジーノ独自のアカデミーを現在構築中です。

ショウの前にまず脚本ありき。…で、ジーノのギター教本も手直し中。「手直し」というのは、実は教本は彼が20代の頃から既に書き留めており、中には、地獄の「ツェルニー100番練習曲(by Carl Czerny)」風(←ピアノやってる人にしかわからんですかね?笑)なものもあるようです。そしてこれら、練習には効果的なもの多し…とのこと。(本人および教え子談)

現在、住居のある英国はウェールズにて、小規模ながら最初の一歩を踏み出したところですが(いまのところはギターとプロダクション中心)、将来、このアカデミーを「日本」で実現させるべくひそかに(しかし確実に)計画を推進中。
日本でみなさまにお会いできる機会もあるかもしれません。

…というわけで、お知らせでした。

23:04 | The Roths | comments (8) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Wed.

Zeno MP3

公式サイトおよびブログ上にある、ジーノ(Zeno Roth)のMP3を集めてみました。(これらは、アーティスト公認のMP3です。)

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>> Sunset Birds Flying Home (Celestial Touchdown) [Runway To The Gods]
>> Refugees (Longing For Paradise)(excerpt) [Runway To The Gods]
>> Shades Of Blue (excerpt) [Runway To The Gods]
>> Fanfares Of Love (excerpt) [Runway To The Gods]
>> Sogno Di Angelo (excerpt) [Runway To The Gods]
>> I Feel - I Live (excerpt) [Runway To The Gods]
>> Refugees (Longing For Paradise) (excerpt) [Runway To The Gods]


>> Together [Zenology]
>> Together (Tommy Heart Version) (excerpt)
>> Heat Of Emotion (excerpt) [Zenology]
>> Crystal Dreams [Zenology]


>> Meet Me At The Rainbow (excerpt) [Listen To The Light]
>> Listen To The Light (excerpt) [Listen To The Light]
>> Rainforest Tears (excerpt) [Listen To The Light]
>> Tomorrow Arise (excerpt) [Listen To The Light]


>> Call Of The Heart (excerpt) [Zenology II]
>> Victoria (excerpt) [Zenology II]


>> Eastern Sun (excerpt) [ZENO]
>> Heart On The Wing (excerpt) [ZENO]
>> Sent By Heaven (excerpt) [ZENO]


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>> White Death Of A Blind Life [Black Angel]


さらに、YouTubeより2点。

A Little More Love



Love Will Live


19:45 | Music | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Wed.

エロイカ -Eroica-

アルバム「Runway To The Gods」ブックレットのクレジット・ページには、

This album is dedicated to: Beethoven



の一文があります。

バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、チャイコフスキー…と、クラシック作家を愛聴するジーノですが、兄のウリ(Uli Jon Roth)ほどはマニアックでなく、良作は幅広く聴いていた弟。
…が、「Ruway To The Gods」の制作終盤時、彼が一番必要としていたのがベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)でした。

それまでは、「好きなクラシック曲や作家を一人に絞るのは難しいな。みんなそれぞれすばらしい..」とか、ソフトな主義をとっていたようですが(> Yeah, right...)、「ランウェイ〜」以来、「最も愛する作曲家はベートーヴェン」と変化しています。
そんなジーノがアルバム制作終盤で、魂を奪われるように見入っていた(聴き入っていた)DVDがこちらです。
>> Eroica

英BBCのドキュ・ドラマとして放映されていたものを録画して見続けていたのですが(その後、DVD購入)、この作品、かなり彼のツボにはまったらしいです。
主演はイアン・ハート(Ian Hart)。
(*ジョニー・デップ / ウィンスレットの「Finding Neverland」にも出てましたっけ。そういえば、ハリポタ1作目(「Harry Potter and the Philosopher's Stone」)で、 "Professor Quirrell"と、当時のヴォルデモート(Lord Voldemort)の声とイメージを演じたのもイアン・ハートです。今となっては懐かしいけど…。その後、具現化されたヴァルデモートは、おなじみ、レイフ・ファインズ(Ralph Fiennes)に変わりましたっけね。ちなみに管理人的には、ハート出演作品の中では、「Wonderland(ひかりのまち)」が一番好きかも。→ほんとに余談)。

「ランウェイ〜」制作時に日に日に衰えていく聴覚に怯え、焦り、憤り…という自らの苦悩を、天才ベートーヴェンの自伝の中に重ねていった…っていうのはもちろんあると思いますが、しかしそれ以上にシンクロするなにかがあったのではないかと思います。
というわけで、DVD「エロイカ」は、ジーノの永久保存版的な一作。

アルバム発売以降も、何冊か、ベートーヴェンの自伝を再読したりしてましたが、この映画もハイライトだったかな。






>> Copying Beethoven

ストーリー的に「ん?」なところはあったものの、エド・ハリス(Ed Harris)版ベートーヴェンが圧巻でした。
邦題は「敬愛なるベートーヴェン」。

「やっぱり、ベートーヴェンはロックなんだ。しかもハードでヘヴィなロック。そこがモーツァルトとは違う。」…というのが彼の談。
(*ちなみに、ウリのもっとも敬愛するクラシック作家は、モーツァルト。…って、弟のコメントと兄の趣向とは関係ありませんけど。笑)





映画の中でのこのシーン。
これが、まさにジーノそのもので、管理人は笑いました(笑)。



そして一番有名なこのシーン。



最後に、Quote;

Ludwig van Beethoven: The vibrations on the air are the breath of God speaking to man's soul. Music is the language of God. We musicians are as close to God as man can be. We hear his voice, we read his lips, we give birth to the children of God, who sing his praise. That's what musicians are. ("Copying Beethoven" より)




13:41 | The Roths | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑