スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

謹賀新年 

みなさま、明けましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
もしよろしければ本年もまたどうぞよろしくお願い申し上げます。

---管理人---

さて。
昨年は10月後半から、(管理人が)怒涛の忙しさの波に呑み込まれ、このジャーナルも放置状態となっておりました。まことに申し訳ございません(滝汗)。(ジーノ・ロートも確か忙しかったんじゃないかな…と思うのですが、あのかたにとって、2ヵ月半と2時間半というのは、ほぼ同じ感覚だったりするのでよくわかりませんが…。)

コメントおよびメールをくださったみなさま、すべて読ませていただいております。どうもありがとうございます。(のちほどお返事書かせていただきます。遅くなってすみません。)

…というわけで、新年は、まずジーノ(Zeno Roth)から日本のみなさまへのメッセージ・ゲット作戦を展開中でございます。(…ってか、遅いよ!>自分)
お時間がありましたら、またぜひ足跡残してくださいませ。

スポンサーサイト

青写真 

Zeno Roth 1991

実はここに「速報!」としてアップするべく、とある「朗報」の結果を数日待っていたのですが、結局水に流れました。
あぁ、うたかたの夢。

なんだったか…というと、ジーノ(Zeno Roth)のライブ情報でした。
イギリスはノッティンガムで行われる某フェスティバルの主催者のひとりが「ZENO」の信奉者(86年にダブリンでZENOライヴを見て以来のファン)で、来月末に行われるショウにご招待受けました。
ゲスト(招待客)としての参加でよかったのですが、このフェスティバルに80年代の「第一次ジーノ(ZENO)」関係者がふたり出演する予定になっていることから、いきなりジーノ・ロート(Zeno Roth)本人が、

「じゃ、Eastern Sunを弾いてもいいかな…」

と、提案。(おお!)

ロート兄弟というのは「即興人種」で、ギターと適切な機材と人材と雰囲気さえ整っていればOKなタイプ。
これがもし、ウリ・ジョン・ロート(Uli Jon Roth)軍団へのジーノの飛び入り参加…ということであればさほど問題はなかったかもと思うのですが(1991年の「ジミ・ヘンドリクス・コンサート」のように…)、やはり違うタイプのバンドであると、それがいわゆる"ファミリー・バンド"であっても受け止め方も違ってきます。

というわけで、もし実現すれば、ジーノ、ウレ、ロッドでまた同じステージを共有できたかもしれないこの企画。現在、夢と消える方向に向かっています(しゅん)。

"There it is...!" 

ZENOのアルバムには、ファーストから、ある「引用」が使われています。

「ZENO」:"There it is...!"
「Zenology」:"There it is again"
「Listen To The Light」: "There it is (once again)..."
「Runway To The Gods」:"There it is, there it was, and there it will be...!"


Amadeus -Jeffrey Jones-2作目以降は、すべてジーノ(Zeno Roth)のアレンジによるものですが、おおもとの「There it is...!」は、ミロス・フォアマン(Milos Forman)+ピーター・シェーファー(Peter Shaffer)の映画、「アマデウス(Amadeus)」からの引用です。
ジェフリー・ジョーンズ(Jeffrey Jones)演じる、皇帝ヨーゼフ2世(Emperor Joseph II)が繰り返し使い、ある意味トレードマークともなった台詞、「Well, there it is」。
覚えてらっしゃいますか?
ロートとウレ・リトゲンがこの映画を観たのは、レコーディング中のダブリンで…でしたが、この「There it is...!」が彼らのツボにはまり、これがジーノの引用トレードマークとして使われていくことになります。

Amadeusさらに、この映画の中で皇帝が苦し紛れに言った「Too many notes」、…そして、モーツァルトが真面目に聞き返した「どこが?どの音が?」っていうのも、いまだに彼らの会話で(欧の俄か批評家などへの揶揄を込めて…w)使われることがあります。

Emperor Joseph II: My dear young man, don't take it too hard. Your work is ingenious. It's quality work. And there are simply too many notes, that's all. Just cut a few and it will be perfect.
Mozart: Which few did you have in mind, Majesty?





少年ジャスティン 

A Little More Love」のPVについて、さらに一エピソード、付け加えてみましょう。
まずは、アルバム・ジャケットをごらんください。

Zeno /「ZENO」

Zeno /「ZENO」光を聴く少年の図。これがのちに「Listen To The Light」として、スタジオ・アルバム2作目に引き継がれていくわけですが、この少年と「A Little More Love」PVの冒頭に出てくる少年が同一人物です。(ジーノの記憶によれば…。)

そしてこの少年を選ぶのに、オーディションも行っています。
彼がジャスティンくんです。

当時のマネージャーは、ある意味、非常に有名なデイヴ・コーク(Dave Corke)。
デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ(Dexy's Midnight Runners)(「カモン・アイリーン(Come On Eileen)」っていうすごいヒット曲@UKがあったんですけど、知ってる方は少ないかな?)、ジューダス・プリースト(Judas Priest)、ブラック・サバス(Black Sabbath)、オジー(Ozzy Osbourne)、ウルリッヒ・ロート(Ulrich Roth)、etc.,と、彼の関わったバンド、ミュージシャンは幅広いですが、「ZENO」においても、すご腕ぶりを発揮しています。
いまだにロート兄弟にとっては「懐かしいひと」の筆頭ですけれど、もちろんトラブルと逸話も多し…だった人です。
だって、ZENOのマネージャー時代は、ロンドンーニューヨーク間をコンコルドで飛んじゃったりしてますしね(orz)。

ただコークの発想の鋭さ、奇抜さ、クレイジーさは、ジーノとウリにとっては歓迎すべきもので、彼から学んだことも多く、それはいまだにRoth兄弟のビジネスの軸ともなっています。またこの時代、ジーノのビジネス手腕も磨かれていくことになるんですね。
のちに彼が一時音楽業界から身を引いた理由は、「ミュージックビジネスへの嫌悪感」というのは正しいのですが、しかし契約書をはじめとする業界のビジネスごとに関するジーノの知識というのは、ミュージシャンを越えたものがあります。これは、ヘルゲ・エンゲルケ(Helge Engelke)とウレ・リトゲン(Ule Ritgen)も同様なのですが…。

そして1986年、「ZENO」はブラック・サバス(Black Sabbath)と2週間のUKツアーを行います。5月21日から6月4日まででした。これがいまだに自虐的笑いとなっている、「悪魔と天使のツアー」です。(だって、サバスとジーノですもん…。w)
さらに7月9日は、英ニューキャッスルにて、クイーン(Queen)とINXSらとともにフェスティバルに参加することになります。このときはじめて、ジーノはブライアン・メイ(Brian May)に会うことになります。

(…だんだん話がそれてきたので、またこれは後ほど…。)

契約金は4億円 

Ulrich Roth / Zeno Roth

兄弟がふたりそろってメディアに露出することは、いまでは非常に稀になりましたが、ファーストアルバム(「ZENO」)契約の頃、デビューの頃は、このようにして「兄弟」としてのプロモーションが目立っています。

ジーノ・ロート(Zeno Roth)が、バンド「ZENO」でEMI UKと正式に契約したのは、1984年6月のことです。
バイオなどには「新人バンドとしては破格の契約金だった」と書いていますが、その契約額は、£2ミリオン(約4億円)でした。
そしてこれらは、レコーディングやマネジメント、PV、他のプロモーションなどによって、無駄に浪費されて使われていくことになります。

A Little More Love PVコンテ

The young boy walks alone along beach or ridge of hill. Natural sounds. He is looking at the ground, preoccupied, his hands in pockets. Misty daylight.

Out of the mist come three riders. The music starts. The riders gallop in slowed motion towards the camera....


この一文は、「A Little More Love」のプロモーション・ビデオ制作のための原案です。
エントリー「2本のストラトとプロモーションビデオ(1st)」でも書きましたが、映像監督は「ヒプノシス(Hipgnosis)」の巨匠ストーム・ソーガソン(Storm Thorgerson)氏。
撮影場所は、イーストボーン(Eastbourne)近郊のバーリング・マナー(Burling Manor) に始まり、ライヴ撮影は、ブリクストン・アカデミー(Brixton Academy Theatre)、少年のいる室内は、ロンドン・ハイドパークマンション内のフラットで、「ZENO」型の炎は、実際にロンドンは「Cabbell Street」にて行われました。
撮影が行われたのは、1986年2月17日、ちなみにビデオの制作費は£50,000(約1千万円)でした。w



現在、この映像のオリジナルをリマスタリングして、ジーノの未公開インタビュー(当時)とともにDVD化しております。
できあがったらご報告いたしまする。

A Little More Love」と言えば、やはりこの方の当時の写真もアップしなければなりますまい。(画像が悪くて申し訳ない。)

Ule Ritgen

当時から「プリンセス」と称されていた(…いる)、ウレ・リトゲン(Ule W Ritgen)。いつも非常にお美しゅうございます。

Black Angel 

ジーノ(Zeno Roth)にとっての最初のバンドは、ウレ・リトゲン(Ule Ritgen)とフランク・トレ(Frank Tolle)と組んでいたトリオ・バンドで、その後、当時のウルリッヒ・ロート(Ulrich Roth)とドーンロード(Dawn Road)~初期スコーピオンズ(Scorpions)でキーボードを担当していた、アヒム・キルシュニング(Achim Kirschning)が彼らに加わって、「ブラック・エンジェル(Black Angel)」が結成されます。
その頃、北ドイツ・ハノーファー(Hannover)郊外のランゲンハーゲン(Langenhagen)にあった「Robert-Koch-Schule(ロベルト・コッホ校)」の倉庫内で、ウルリッヒを中心にスコーピオンズがリハーサルをしていましたが、(これは、アヒムの父上がこの学校の関係者だったからです)、その隣で、ジーノの「ブラック・エンジェル(Black Angel)」もリハーサルをはじめるようになります。

Robert Koch*ちなみに、この学校の名前になっている、ロベルト・コッホ(Heinrich Hermann Robert Koch)は、炭疽菌、結核菌、コレラ菌の発見者で、パスツールと並んで「近代細菌学の開祖」と呼ばれる細菌学者です。ジーノやウリ、スコーピオンズ、ヘルゲ、ウレたちが少年時代を過ごし、また学校もあったランゲンハーゲン(Langenhagen)は、コッホゆかりの地としても知られています。コッホは、1905年にノーベル生理学・医学賞(The Nobel Prize in Physiology or Medicine)を受賞しています。
(写真は、Nobelprize.org より。)

Black Angel

↑写真は、左からフランク・トレ (ds)、アヒム・キルシュニング (Key)、ウレ・リトゲン (b)、そしてジーノ・ロート (g) です。
この後、ジーノとウレは「ZENO」を結成し、フランク・トレは現在はハノーファーでも指折りの有名弁護士、アヒムは教員の道を進み、現在はスコピやジーノたちがリハーサルをしていたロベルト・コッホ高校の校長になっています。
「ブラック・エンジェル」では、ジーノとアヒムがソングライティングを担当するとともに、実はヴォーカルも務めているんですね。
…というわけで、当時の楽曲から、ジーノ(Zeno Roth)が書き、またヴォーカルも取っている一曲、「White Death Of A Blind Life」のサンプルをお届けいたします。

>> White Death Of A Blind Life (MP3)

1974年の楽曲(ジーノ・ロート18歳のとき)です。70年代の香りがしますが、既に「ZENO」の片鱗が見えているような気がします。

Zeno Rothウリにもよく似たこの写真(←)は、1978年ごろのジーノ・ロートです。
この頃、脱退したウリの代わりに「スコーピオンズ(Scorpions)」にギターとして加入しないかとのオファーを受けています。
…が、本人はこのオファーを即答で拒否(笑)。
そして親友だったマティアス・ヤプス(Mathias Jabs)をスコーピオンズに紹介、マティアスの加入が決まるわけです。
ただこのあとも、スコーピオンズのマネージャー氏は、さまざまな形でジーノをサポートしてくれています。

「学校」と言えば、ロート兄弟は、とんでもない小生意気なガキとして有名だったそうです。ただ、「反抗はいくらでもして良いが、その代わり勉強は怠るな」…という彼らの父親(カール・ヨーゼフ)の方針で、教師にとってみれば、非常に扱いにくいガキだったようです(笑)。

それから、「ウリ(Uli Jon Roth)」は「ウルリッヒ(Ulrich)が本名で「ウリ」は短縮名。「ジョン」は自分があとからつけたアーティスト名です。(ちなみに、ウレ(Ule Ritgen)のファーストネームも、同じくウルリッヒ(Ulrich)です。)
*ウリは、日本語の「瓜」のことは認識しており、自分で自分のことを「きゅうり」と呼ぶことがありますが、しかし「ウリ坊」のことを言われると怒ります。(←そんな勝手な…爆)

ちなみにこの頃の兄弟仲は最悪でした。

地獄の黙示録 

Apocalypse Now映画館に足を運ぶことは非常に少ないですが、でも家で見る映画は、ジーノ(Zeno Roth)にとっての息抜きのひとつです。
…というわけで、彼の好きな映画ですが、筆頭は「地獄の黙示録Apocalypse Now)」。
Horror. Horror has a face... and you must make a friend of horror.

フランシス・F・コッポラ(Francis Ford Coppola)は好きな監督のひとりで、ほかに、ロマン・ポランスキー(Roman Polanski)もよく見ています。

「地獄の黙示録」に続いては、「シンドラーのリストSchindler's List)」や「アマデウスAmadeus)」、そしてキューブリック(Stanley Kubrick)の「2001年宇宙の旅2001: A Space Odyssey)」。
「シンドラーのリスト」は、公開時にロンドンでウリ(Uli Jon Roth)とふたりで映画館で観た…というエピソードつき。(ふたりで一緒に観た映画…というのはこの一本のみ。)
ちなみに兄のウリは、大のスター・ウォーズ(Star Wars)フリークで有名デス。

好きな役者は、男優がマーロン・ブランド(Marlon Brando)とポール・ニューマン(Paul Newman)。女優が、メリル・ストリープ(Meryl Streep)とイングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman)。特にメリルには思い入れが強く、彼女の映画はほとんど欠かさず見ている…と思われ…。
余談ですが、ジーノ・ウリ兄弟の父親の、著名なジャーナリストで作家でもあったカール・ヨーゼフ・ロート(Carl Josef Roth)は、面影がポール・ニューマンに似ています。
残念ながら、若くしてこの世を去りましたが(1972年:ジーノが16歳のとき)、
兄弟の父親に対する思いというのはいまだに非常に深く強いです。カール・ヨーゼフ・ロートは9ヶ国語を操ったマルチリンガルで、その著書も、ドイツ語、英語、フランス語と多岐に渡ります。既にマーケットから姿を消しているものがほとんどですが、動物をテーマにした短編集、「Stories aus fünf Kontinenten」は感動的な一冊で、機会があったらご紹介したいですね。
| HOME |
Copyright © Zeno Journal ::Zeno Roth Official Blog:: All Rights reserved. Design By Kana.

Zeno Journal ::Zeno Roth Official Blog::

About Zeno Roth

Zeno

Author:Zeno

---
The Official Zeno Roth MySpace
1956年6月30日、ドイツ・デュッセルドルフ生まれ。

バンド「ZENO」で、1986年にEMI UKよりファーストアルバム「ZENO」でデビュー以来、メロディアス・ロック・シーン屈指のソングライターとして高い評価を受け続ける。
兄、ウリ・ジョン・ロート(Uli Jon Roth)とも比較される流麗な泣きのギターワークも常にファンの注目を集める。
また、高いメッセージ性のある詞も、Zeno音楽哲学の中では重要な位置を占めており、そのリリシズム溢れるメロディとともに、ヒーリング・ロックと呼ばれることもある。
作品は完全完璧主義であり、最後の一音に数ヶ月時間を費やすこともある。…が、素顔は結構ひょうきんである。

Copyright © 2006-2009 Zeno Roth All rights reserved.

Calendar

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Twitter

Recent Posts

Links

Recent Comments

Recent Trackbacks

Archives

Categories

Search This Blog

Email Zeno

名前:
メール:
件名:
本文:

Feed

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。