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アカデミー 



ブログもかくも長いブランクがあると、何から書き始めていいのか考えてしまうものですが、とりあえずは現在のジーノについてからはじめたいと思います。

音楽以外も含めて、いくつかのプロジェクトを平行移動させているジーノ・ロート(Zeno Roth)ですが、現時点で、ZENO次作のレコーディングやリリースの予定は残念ながらありません。

…おわり。


じゃなくて、いま彼がもっとも力を注いでいるのが、後輩育成と楽曲提供です。
「ランウェイ~(Runway To The Gods)」レコーディング時から、ロート兄弟でひそかに計画していたのが、(ロートならではの)音楽アカデミー。
ギターのみならず、作詞・作曲、レコーディング手法とプロダクション、ステージ、マネジメント、音楽(人生)哲学…に至るまで、彼らの持っている才能と経験を有能な若手に引き継いでいこう…という長期ライフプラン。

これを、ウリ(Uli Jon Roth)は、既にUli Jon Roth Sky Academyとして、LAを皮切りに、ニューヨーク、(そして今年はニュージーランドも)で開催、成功させていますが、数年前の計画当初、ウリはジーノに作詞・作曲の講師を依頼しておりました。(秘話)
ロート兄弟の「コーエン兄弟」化が実現することは(周りの予想通り)ありませんでしたが、この理念に向けて、ふたりはそれぞれの道を進んでいます。




メガロマニアで常にハリウッド的なウリに対し、ジーノは例えればマニアックなヨーロッパ映画を上映するミニシアター系。
…というわけで、ウリとは一味違うジーノ独自のアカデミーを現在構築中です。

ショウの前にまず脚本ありき。…で、ジーノのギター教本も手直し中。「手直し」というのは、実は教本は彼が20代の頃から既に書き留めており、中には、地獄の「ツェルニー100番練習曲(by Carl Czerny)」風(←ピアノやってる人にしかわからんですかね?笑)なものもあるようです。そしてこれら、練習には効果的なもの多し…とのこと。(本人および教え子談)

現在、住居のある英国はウェールズにて、小規模ながら最初の一歩を踏み出したところですが(いまのところはギターとプロダクション中心)、将来、このアカデミーを「日本」で実現させるべくひそかに(しかし確実に)計画を推進中。
日本でみなさまにお会いできる機会もあるかもしれません。

…というわけで、お知らせでした。

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エロイカ -Eroica- 

アルバム「Runway To The Gods」ブックレットのクレジット・ページには、

This album is dedicated to: Beethoven



の一文があります。

バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、チャイコフスキー…と、クラシック作家を愛聴するジーノですが、兄のウリ(Uli Jon Roth)ほどはマニアックでなく、良作は幅広く聴いていた弟。
…が、「Ruway To The Gods」の制作終盤時、彼が一番必要としていたのがベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)でした。

それまでは、「好きなクラシック曲や作家を一人に絞るのは難しいな。みんなそれぞれすばらしい..」とか、ソフトな主義をとっていたようですが(> Yeah, right...)、「ランウェイ~」以来、「最も愛する作曲家はベートーヴェン」と変化しています。
そんなジーノがアルバム制作終盤で、魂を奪われるように見入っていた(聴き入っていた)DVDがこちらです。
>> Eroica

英BBCのドキュ・ドラマとして放映されていたものを録画して見続けていたのですが(その後、DVD購入)、この作品、かなり彼のツボにはまったらしいです。
主演はイアン・ハート(Ian Hart)。
(*ジョニー・デップ / ウィンスレットの「Finding Neverland」にも出てましたっけ。そういえば、ハリポタ1作目(「Harry Potter and the Philosopher's Stone」)で、 "Professor Quirrell"と、当時のヴォルデモート(Lord Voldemort)の声とイメージを演じたのもイアン・ハートです。今となっては懐かしいけど…。その後、具現化されたヴァルデモートは、おなじみ、レイフ・ファインズ(Ralph Fiennes)に変わりましたっけね。ちなみに管理人的には、ハート出演作品の中では、「Wonderland(ひかりのまち)」が一番好きかも。→ほんとに余談)。

「ランウェイ~」制作時に日に日に衰えていく聴覚に怯え、焦り、憤り…という自らの苦悩を、天才ベートーヴェンの自伝の中に重ねていった…っていうのはもちろんあると思いますが、しかしそれ以上にシンクロするなにかがあったのではないかと思います。
というわけで、DVD「エロイカ」は、ジーノの永久保存版的な一作。

アルバム発売以降も、何冊か、ベートーヴェンの自伝を再読したりしてましたが、この映画もハイライトだったかな。






>> Copying Beethoven

ストーリー的に「ん?」なところはあったものの、エド・ハリス(Ed Harris)版ベートーヴェンが圧巻でした。
邦題は「敬愛なるベートーヴェン」。

「やっぱり、ベートーヴェンはロックなんだ。しかもハードでヘヴィなロック。そこがモーツァルトとは違う。」…というのが彼の談。
(*ちなみに、ウリのもっとも敬愛するクラシック作家は、モーツァルト。…って、弟のコメントと兄の趣向とは関係ありませんけど。笑)





映画の中でのこのシーン。
これが、まさにジーノそのもので、管理人は笑いました(笑)。



そして一番有名なこのシーン。



最後に、Quote;

Ludwig van Beethoven: The vibrations on the air are the breath of God speaking to man's soul. Music is the language of God. We musicians are as close to God as man can be. We hear his voice, we read his lips, we give birth to the children of God, who sing his praise. That's what musicians are. ("Copying Beethoven" より)




シンクロニシティ -共鳴- 

「ランウェイ・トゥー・ザ・ゴッズ(Runway To The Gods)」の制作が本格的に始まったのは1998年。日々楽曲数が増えていくなかで、アートワークのテーマのようなものも、ロートの頭の中で早くから形作られていました。
この頃は、ウレ・リトゲン(Ule Ritgen)とのコラボレーションのアイディアもまだ生まれておらず、しかしロートは自分の思い抱いていたイメージを、あるアーティストの絵に凝縮させていました。
それが、ドイツ人画家アルブレヒト・アルトドーファー(Albrecht Altdorfer)(1480–1538)の「The Battle of Alexander(1529)」です。
この絵をベースにした(初期)アートワークイメージも何点か創作されましたが、結局それ以上にウレの作品(>> 名まえのない沈黙 -In Nameless Silence-)がすばらしかったことから、カヴァーがウレのイラストレーションに落ち着いたことはご存知の通りです。

さて。それから時を少し移動させてイギリス。
兄のウリ・ジョン・ロート(Uli Jon Roth)が構想を練り映像監督もつとめた、ヴィヴァルディの「四季」からのスカイギター+オーケストラ映像、「Venga La Primavera」。
この映像の一部のバックドロップに使われている絵は、アルトドーファーの「The Battle of Alexander」。まったく同じです。

これに関して兄弟で話し合われたことは一度もなく、純粋なシンクロニシティになっています。

Albrecht Altdorfer
(絵の画像は、The Web Gallery of Art よりお借りしました。)

ジーノとウリ、性格がまーったく異なることから、表面上は決して仲の良い兄弟とは言い難いのですが、こういったシンクロがよく起こります。
さらに親しい人たちの間で有名なのが、声が似過ぎていて、たとえば電話などでは判別が付けられないこと(笑)。ジーノの息子でさえ、時々間違います(←それもどうかとは思うが…)
日常生活ではほとんど接点のない二人ですが、しかし芸術分野においてはお互いを認め合っています。ウリの夢は、ジーノをステージに引っ張り出すこと。一時は、Electric Sun -- Uli Jon Roth -- Zeno -- Fair Warningでのジョイントコンサートの構想も練っていましたが(メンバーは、ほとんど同じですし…笑)、これが実現したら興味深いでしょうね。
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About Zeno Roth

Zeno

Author:Zeno

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1956年6月30日、ドイツ・デュッセルドルフ生まれ。

バンド「ZENO」で、1986年にEMI UKよりファーストアルバム「ZENO」でデビュー以来、メロディアス・ロック・シーン屈指のソングライターとして高い評価を受け続ける。
兄、ウリ・ジョン・ロート(Uli Jon Roth)とも比較される流麗な泣きのギターワークも常にファンの注目を集める。
また、高いメッセージ性のある詞も、Zeno音楽哲学の中では重要な位置を占めており、そのリリシズム溢れるメロディとともに、ヒーリング・ロックと呼ばれることもある。
作品は完全完璧主義であり、最後の一音に数ヶ月時間を費やすこともある。…が、素顔は結構ひょうきんである。

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