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ヴォーカル考 -2- 

ヴォーカル考 -1-」より続きます。

妥協を許さず限界まで自分を追い詰めていくジーノ・ロート(Zeno Roth)の仕事の仕方は、各アルバム制作時、「これが最後の作品になる」という思いを彼に強く抱かせることになります。
それは、前作の「Listen To The Light」でもそうでした。
このアルバム(LTTL)用に曲を書いていたときは、マイケル(フレクシグ)の音域とファルセットを常に頭の中に置いており、彼の(自)声の届かない高音(つまり、ファルセットになってしまう域)を極力避けるようにして曲を書きました。もちろんそれは、ジーノにとって自然のことであり、当時は何の疑問も持っていなかったのですが、完成させたアルバムを聴き直しながら、彼自身の中で「ヴォーカルの壁」にぶち当たっていくことになります。

そしてその後に彼を襲った"創作"の苦痛。
その苦しみの中、自己の心の壁を素手で破るように、青天の霹靂のごとく生まれたのが、「Shades Of Blue」です。
非常にキーの高い、パワフルな高音が必要とされる曲で、マイケル(フレクシグ)の音域を考えれば、以前はあり得なかった楽曲。しかもこの当時(1998年)は新作のVo.はフレクシグの予定であり、レコーディング不可能になる可能性もあったわけです。

このときのジーノ・ロートの思いは、
「これが正しい選択ならば、あとは運命がこれに従う」。

そして、Vo.の音域に制限されない楽曲を、自分の書きたいまま心のままに書き綴っていくことになります。

この頃、いまだVo.はマイケル・フレクシグの予定でした…。


…「ヴォーカル考 -3-」に続きます。
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About Zeno Roth

Zeno

Author:Zeno

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1956年6月30日、ドイツ・デュッセルドルフ生まれ。

バンド「ZENO」で、1986年にEMI UKよりファーストアルバム「ZENO」でデビュー以来、メロディアス・ロック・シーン屈指のソングライターとして高い評価を受け続ける。
兄、ウリ・ジョン・ロート(Uli Jon Roth)とも比較される流麗な泣きのギターワークも常にファンの注目を集める。
また、高いメッセージ性のある詞も、Zeno音楽哲学の中では重要な位置を占めており、そのリリシズム溢れるメロディとともに、ヒーリング・ロックと呼ばれることもある。
作品は完全完璧主義であり、最後の一音に数ヶ月時間を費やすこともある。…が、素顔は結構ひょうきんである。

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