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エロイカ -Eroica- 

アルバム「Runway To The Gods」ブックレットのクレジット・ページには、

This album is dedicated to: Beethoven



の一文があります。

バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、チャイコフスキー…と、クラシック作家を愛聴するジーノですが、兄のウリ(Uli Jon Roth)ほどはマニアックでなく、良作は幅広く聴いていた弟。
…が、「Ruway To The Gods」の制作終盤時、彼が一番必要としていたのがベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)でした。

それまでは、「好きなクラシック曲や作家を一人に絞るのは難しいな。みんなそれぞれすばらしい..」とか、ソフトな主義をとっていたようですが(> Yeah, right...)、「ランウェイ~」以来、「最も愛する作曲家はベートーヴェン」と変化しています。
そんなジーノがアルバム制作終盤で、魂を奪われるように見入っていた(聴き入っていた)DVDがこちらです。
>> Eroica

英BBCのドキュ・ドラマとして放映されていたものを録画して見続けていたのですが(その後、DVD購入)、この作品、かなり彼のツボにはまったらしいです。
主演はイアン・ハート(Ian Hart)。
(*ジョニー・デップ / ウィンスレットの「Finding Neverland」にも出てましたっけ。そういえば、ハリポタ1作目(「Harry Potter and the Philosopher's Stone」)で、 "Professor Quirrell"と、当時のヴォルデモート(Lord Voldemort)の声とイメージを演じたのもイアン・ハートです。今となっては懐かしいけど…。その後、具現化されたヴァルデモートは、おなじみ、レイフ・ファインズ(Ralph Fiennes)に変わりましたっけね。ちなみに管理人的には、ハート出演作品の中では、「Wonderland(ひかりのまち)」が一番好きかも。→ほんとに余談)。

「ランウェイ~」制作時に日に日に衰えていく聴覚に怯え、焦り、憤り…という自らの苦悩を、天才ベートーヴェンの自伝の中に重ねていった…っていうのはもちろんあると思いますが、しかしそれ以上にシンクロするなにかがあったのではないかと思います。
というわけで、DVD「エロイカ」は、ジーノの永久保存版的な一作。

アルバム発売以降も、何冊か、ベートーヴェンの自伝を再読したりしてましたが、この映画もハイライトだったかな。






>> Copying Beethoven

ストーリー的に「ん?」なところはあったものの、エド・ハリス(Ed Harris)版ベートーヴェンが圧巻でした。
邦題は「敬愛なるベートーヴェン」。

「やっぱり、ベートーヴェンはロックなんだ。しかもハードでヘヴィなロック。そこがモーツァルトとは違う。」…というのが彼の談。
(*ちなみに、ウリのもっとも敬愛するクラシック作家は、モーツァルト。…って、弟のコメントと兄の趣向とは関係ありませんけど。笑)





映画の中でのこのシーン。
これが、まさにジーノそのもので、管理人は笑いました(笑)。



そして一番有名なこのシーン。



最後に、Quote;

Ludwig van Beethoven: The vibrations on the air are the breath of God speaking to man's soul. Music is the language of God. We musicians are as close to God as man can be. We hear his voice, we read his lips, we give birth to the children of God, who sing his praise. That's what musicians are. ("Copying Beethoven" より)




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About Zeno Roth

Zeno

Author:Zeno

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1956年6月30日、ドイツ・デュッセルドルフ生まれ。

バンド「ZENO」で、1986年にEMI UKよりファーストアルバム「ZENO」でデビュー以来、メロディアス・ロック・シーン屈指のソングライターとして高い評価を受け続ける。
兄、ウリ・ジョン・ロート(Uli Jon Roth)とも比較される流麗な泣きのギターワークも常にファンの注目を集める。
また、高いメッセージ性のある詞も、Zeno音楽哲学の中では重要な位置を占めており、そのリリシズム溢れるメロディとともに、ヒーリング・ロックと呼ばれることもある。
作品は完全完璧主義であり、最後の一音に数ヶ月時間を費やすこともある。…が、素顔は結構ひょうきんである。

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